一般社団法人は非営利法人だから儲けてはいけない?それは大きな勘違い。でも、勘違いしている人は多いと思う。一般社団法人が営利を目的としない非営利法人であるという定義がそもそも勘違いさせている元なのではないか。そこでモノリスグループ顧問の橋本行政書士(グローバルサポートサービス代表https://global-support-service.com/)に、一般社団法人の簡単取説をお願いした。
橋本先生、一般社団法人と我々のような株式会社は何が違うんですか?
ほぼ何も違いませーーん。
一般社団法人は非営利性を担保しておけば、株式会社などの営利法人と同様に、基本どのような事業でも自由にできますよ。ボランティアとか想像しがちでしょうけど、しっかり収益上げて、当然そこで働く人には役員報酬も給料も払われますよ。
非営利性を担保するというのは?
非営利性を確保していればということで、ただ非営利=利益を出してはいけない、というのとは違うんですね。
簡単に言うと、非営利=余剰利益を分配しないということで、株式会社なら余剰金が出たら株主に配当できますが、一般社団法人ではそれができないということです。
なるほど・・・
でも、しいて違いを上げるなら?
う・・・ん
クリーンなイメージですかね?
金儲けという言葉に良いイメージを持たない日本人が多いので、非営利というだけで相手の脳内は「クリーン」なイメージで洗脳されてしまうのかな、もしこれから起業しようと考えているなら、一般社団法人という選択肢もありかもしれない。相手の脳内に「クリーン」という先手を打っているのだから、営業しやすいのでは?
実際、一般社団法人、組合、協会などという名のもとに、会費以外に「ぼったくり」商売をされても、言いなりに払うのはお役所感が漂うからだろうか。また建設関係では言われるがままに払わないと嫌がらせを受けることもあり、自社の運営に支障をきたさないようおとなしく渋々払うが、そんな横暴なやり方をしても、一般社団法人=非営利という定義がその団体をブラックではなくホワイトに見せている。
このFacebook投稿を読むと、一般社団法人の組合の一方的なルール変更がまかり通っていて、試験を受けさせて貰う立場では従うしかないが、しかしこれで良いのか!という怒りがある。
一般社団法人が利益を上げることは問題ないが、組合とか協会であるなら尚更のこと、変更に対しての根拠を詳しく説明して会員の理解を得るのが望ましいのでは?
もし、これから一般社団法人を起業しようと思われるなら、橋本行政書士が相談に乗ってくれますよ。https://global-support-service.com/