タケシのこの人に会いたい2⃣ いまさら他人に聞けない!図解でわかるAIいちばん最初に読む本 著者は中小企業診断士の佐々裕一さん

SHIBAZAKI

いまさら他人に聞けない、本当にいまさらなのですが、AIのことをきちんと聞きたいと思いまして、いちばん最初に読む本を書いて下さった佐々裕一さんにお会いしました。

SHIBAZAKI

ちょうど、佐々さんのご著書「いまさら他人に聞けない!図解でわかるAI いちばん最初に読む本」が6月15日初版発行ということで、実にタイムリー!

KAWAMURA

本当に出たばかりだよね!

SHIBAZAKI

はい!できたてほやほや湯気の立つご本をテキストに、佐々さんから直にお話しを聞く機会となりました。

SHIBAZAKI

ではまず、佐々裕一さんの簡単なご紹介を、ご著書から

静岡県出身。1981年に信州大学工学部情報工学科を卒業し、東京エレクトロン株式会社(TEL)に入社。その後、TELをスピンアウトし、仲間と共に半導体・電子機器の設計・テスト・解析サービス会社を経営。これまでの経営経験・知識をもとに中小企業・小規模事業者・ベンチャー企業の支援をすることができたらとの思いから、2018年4月に中小企業診断士登録。技術の専門分野は、コンピュータのハードウェア・ソフトウェア分野(IT、ICT、AI、DXなど)と半導体・電子機器の設計、テスト、解析分野(CAD/CAM/CAE、テストシステム、解析装置など)。保有資格は、中小企業診断士、M&Aシニアエキスパート、第1級陸上特殊無線技士、第4級アマチュア無線技士、測量士補。

KAWAMURA

ちょうど日本の半導体が最盛期の頃にTELに入社され

SHIBAZAKI

そのあとTELをスピンアウトされて、半導体関連のベンチャー企業を

KAWAMURA

でも、その頃から日本の半導体産業は凋落していった

SHIBAZAKI

佐々さん、今話題の半導体産業については語気荒く語られましたよね。

KAWAMURA

佐々さんが日本の半導体産業の忸怩たる思いを語るのは、日本の失われた30年とか言われている真っただ中にいて日本を見てきた一人だから

SHIBAZAKI

さて、お話をAIに戻して、ご本の最初にある「はじめに」より抜粋

AI」(人工知能)は、非常に難しいもの、専門家でないと理解できないし彼らが研究しているもの、もしくはSF(サイエンス・フィクション)の世界において小説、映画に出てくるもの、などなど、一般の人たちには理解できない難しいもの、私たちには関係のないもの、と皆さんは考えているのではないでしょうか。

SHIBAZAKI

一般の人たちというのは、実装され、普及されて、からですから

ところが、Google、Apple、Facebook(Meta)、Amazon、MicrosoftなどのGAFAMに代表されるビッグテック(大手テクノロジー企業)は、近年、汎用AI(汎用人工知能)を開発しようと激しい競争を展開してきました。そして、2022年に「生成AI」というものを公開しました。

そうです。小説・映画の世界に出てくるようなAI、汎用AIが生まれる入口に人類は、いま、立っているのです。  

SHIBAZAKI

でも、汎用AIの入口に立つには、デジタルネイティブ世代ならともかく、ちょっとしんどいなぁ・・・笑

KAWAMURA

いやいや、むしろますます面白ぇ時代が来るって思えるけど

SHIBAZAKI

本当に前向き・・・

KAWAMURA

うちの子供たちの話では、AIの活用がすでに始まっている、というよりスピーディーに仕事を進めるにはもう無くてはならないものになっているって

KAWAMURA

我々が関連する職業でも、顔認証で現場への入退場とかすでに始まっている。

SHIBAZAKI

私も、ChatGPT、Google Gemini、Microsoft Copilot、これらは便利に使っていますが、使いこなしているかどうか・・・

SHIBAZAKI

ちなみにCopilotは副操縦士という意味です。

KAWAMURA

操縦士が倒れても、優秀な副操縦士がいたら飛行機は飛ぶね

SHIBAZAKI

はは 汗

SHIBAZAKI

次に、ご本の構成は、8章77項目あるのですが、どこから読んでも読めます!
なので、興味を持ったところから読み始めるといいかも

SHIBAZAKI

佐々さんは、話を聞く私たちが眠くならないように、技術的なことより生成AIの活用例や、社会への影響などに重点を置いてお話してくださいましたが

KAWAMURA

技術的なことでは、「4章 AIの基本技術を理解しておこう」の項目22と23、パーセプトロンのところだけは伝えたかったみたい

SHIBAZAKI

パーセプトロンとは、脳の神経構造を模倣しモデル化しようとしたアルゴリズム・・・続きはご本を読んでください。

KAWAMURA

我々がやっぱり一番気になるのは、「7章 AIによる社会変革はどのようなものになるのか」ここだよ

SHIBAZAKI

7章 AIによる社会変革はどのようなものになるのか
60 社会への影響
61 人生への影響
62 ビジネスへの影響
63 AIの人生への活用

SHIBAZAKI

そうして
64 ビジネスへの活用

KAWAMURA

社内業務に人間いないじゃん

SHIBAZAKI

・・・

KAWAMURA

CEOもCOOも不要 笑

SHIBAZAKI

人間はどこに?

KAWAMURA

この図の上に行けってことだろ

SHIBAZAKI

あぁ・・・

SHIBAZAKI

実際のところどのぐらいのスピードで、こんな世の中になるのでしょうか

KAWAMURA

佐々さんの予想は

SHIBAZAKI

2030年

KAWAMURA

って言ってたね

SHIBAZAKI

あと6年ですよ!
たった6年で世の中が大きく変わる・・・

8章 進化するAIと未来社会を予測すると

KAWAMURA

超スマート社会の実現だ

74 汎用AIとロボット 日常的なタスクの処理において、汎用AIの能力は、人間の能力を超えることは確実です。その場合、われわれ人間としては、何らかの方法で能力を高めて、汎用AIに拮抗していく必要があると思います。 たぶん、人間の能力を支援・拡張するためのアシストAI(これも汎用AIになりますが)を装着し、BMI(Brain Machine Interface)でコミュニケーションを取り、少なくとも情報処理のスピード面で汎用AIのレベルに追いつくような工夫が必要となるでしょう。

77 脳とAIの融合 将来、実現されるであろう、人間の脳とAIとの融合について・・・

SHIBAZAKI

昔、子供のころ、本を枕の下に入れて寝たら、朝には全部頭の中に入っているといいなって思ってましたけど笑

KAWAMURA

笑 それ、脳とAIの融合だ

SHIBAZAKI

佐々さんは、子供のころからSF大好きで、本書の章末コラムはスタートレックや宇宙空母ギャラクティカ、ターミネーター、マトリックスの話もあって、難しい話の合間にBreaktimeです。

SHIBAZAKI

佐々さん、ご著書の上梓おめでとうございます。そうして、今回は私たちのような分野の違う者にも、分かりやすくAIを解説してくださり、有難う御座いました。

【本書の構成】
1章◎これだけは知っておきたいAIの基礎知識
2章◎AIの応用例にはどんなものがあるか
3章◎AIの将来性と課題・リスクとは
4章◎AIの基本技術を理解しておこう
5章◎生成AIで何ができるのか
6章◎ChatGPT の活用のしかた
7章◎AIによる社会・ビジネスへの影響を知っておこう
8章◎進化するAIと未来社会を予測すると

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