2016年の夏ニューヨークを訪れた際に、MoMA(ニューヨーク近代美術館)でアンディ・ウォーホルを鑑賞。チャンスがあればもう一度行きたいと思っていたけれど、今年の秋向こうから京都にやってきてくれました!
◆アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO
アート作品というのは、好き嫌いやそもそもアートに興味がないとか色々と、とくに公費を投入する際に揉めることが多くありますが、鳥取県が約3億円で購入したウォーホル作品は、「ブリロの箱」という米国の洗剤付きのタワシの包装箱を、ベニヤ板の箱に模倣したもので、これが大炎上!
鳥取県が購入した5点のタワシの箱のうち、上段右側が1968年の作品で、他の4点はウォーホル死後の1990年に作成されたもの。県民から「なんでタワシの箱を3億円で買うんだ!」とか、「なぜ5点必要なんだ!」とか、「アメリカのタワシの箱が日本にあって意味があるのか!」とかとか爆
ウォーホルの作品はキャンベル缶もそう、マリリンもそう、複数個並べることでアートになっている作品が多くあります。これ、ビジネスの側面から見ると凄いことです・・・
ウォーホルのアートのように模倣した同じモノを何点も並べる作品は、1点じゃダメなんです。で、鳥取県は1968年のウォーホル存命中の1点を6,831万円で、ウォーホルの死後制作されたものは1点5,578万円で×4点購入されたようですが、展示されれば5点揃っての1作品です笑。このアートに「大量生産・大量消費」の意図があるから、ウォーホルの死後も制作しているのでしょうか・・・でも、ビジネスの視点で見ると上手いですよね。
さて、11月1日にリリースされた私どもモノリスホールディングスの新しいHP、ライセンシング事業のところはアンディ・ウォーホルにインスパイアされたデザインになっていますので笑。こちらも是非鑑賞して下さると嬉しいです。
モノリスホールディングスが展開するライセンシング事業