今や建設業のマッチングサイトは星の数ほどあると言っても言い過ぎではないほど乱立、ちょっと検索しただけでもこんなに。
【助太刀】】 -経営者へ、職人・協力会社を探すならー 18万以上の事業者から
【ビズリーチ】 建築・土木業界経験者2万人以上 「欲しい」人材をスカウト
【請負市場】 建設業界の職人・一人親方と企業を結ぶ 会員登録無料 企業登録数29484社
【ツクリンク】 日本最大級の建設業・職人マッチングサイト 70386社 登録無料
【クラフトバンク】 無料会員登録で26691社が登録する業界最大級の協力会社検索
【CAREECONマッチング】 建設業界特化、完全無料マッチングサービス 業者掲載数524744社
【KIZUNA】 登録社数1500社突破 気軽にインターネットを通して
【アイビークラフト】 DIYサポートと小工事に特化した、職人と一般家庭をつなぐ
【モトチョク】 登録無料 継続的な繋がりが築ける「職人」と「現場」のマッチングサービス
【現場のヒーロー】 教育型建設業マッチングサイト
【CONPASSコンパス】 理想の職人とマッチング
【ケンカツ】 LINEを使う新発想 完全無料の建設マッチング
【職人検索.com】 匠の技術を次世代へ
【ゼヒトモ】 AIを使った自動マッチング 操作簡単、登録費・会員費・仲介手数料無料
若者の建設離れって言われ、世の中は週休3日へなんて声も上がっている時代に、かなり遅れている建設業界、なぜ?こんなにマッチングサイトがいっぱい?
建設業だけじゃなくて、あらゆる分野でマッチングサイトっていう紹介業がはびこっているよ。
マッチングサイトって、言わば釣り堀というか、漁場というか、猟場というか、マッチングサイト側にとってみればまず獲物を揃えて、客待ち。獲物は求人・求職の双方向でさ、このサイトに来れば人材がいっぱい、このサイトに来れば仕事がいっぱい、ってね。
でも、肝心なのは、仕事はいっぱいあるけど離職や移動の激しい職種、ってのがマッチングサイト側にとってはおいしいビジネスになるだろ。
なるほど、だから登録無料、操作簡単とかで寄り付きやすくして、たぶん成約段階で手数料が発生するんでしょうね。株やFX、賃貸物件なんかも市場は客が動いてくれなければ儲からない。
そうだよ、だから人材不足とかっていう需要と供給がアンバランスな業界とか、離職率高そうな業界ね、建設とか看護とか介護とかもそうじゃないかな、キツそうな職場は離職率も高いだろ。そういうのを対象にしたマッチングは儲かる。
そう考えると、仕事探しの大移動で生じる手数料収入は、サイトを開発・運営するIT技術者の収入に回っていくのね。
IT技術者もIT土方と揶揄されてるから、笑える。IT関係のマッチングも多いだろ。結局、動く駒を動かす側、つまり運営している人間たちは、業界なんて大して知らない、知っているのは儲け方だけだと思う、そんなヤツらが一番儲けてる笑
確かに、検索で最初の方に上がってくる助太刀、運営する管理者の顔ぶれを見ると、それぞれ前職は電気工事関係の施工管理者、コンサルタント、銀行員、投資関連、人材営業、ゲーム開発、そういう人たちが作ってる。
そう、そういう人たちが作ってる「職人と現場をつなぐ」アプリなんだ。
建設の「けの字」も知らんヤツらがマッチング・・・と思うと笑っちゃうけどね。
でも、まぁ、求人側も求職側も、漁場が広い・大きいというのはメリットと捉えて、うまく利用していくのはアリだと思いますが。
こういう手数料ビジネスは動きが多ければ多いほど手数料収入が増える、またそこに副産物的な仕事もでてくるだろうし、コンサルとか・・・
最大の副産物は収集された情報だと思う。
資源(情報)の有効活用だよ。
ちょっと昔のこと思い出してしまいました。ハローワークの前で二人組の女性たちがたむろしていた光景、保険のセールスレディの勧誘でした。これも資源の有効活用だったんですね、アナログ時代の笑
では反対に退会という移動を極力防ぎたいのは会員ビジネスでしょうか?