
5月連休明け早々に山形へ出発でしたね



夜中に出発して、ずっと山形まで雨、途中は土砂降りだったし



雨雲と一緒に移動してたな



箱型トラック1台、ユニック車1台、トラック1台、ハイエース2台、ぎっしり機材積んでね



わぁ——
ご苦労様でした



ゆうき総業さんとモノリスグループの協業がタート、まず多能工育成プロジェクトから始動ですね!
kick off Project
ゆうき総業✖モノリスグループの多能工育成プロジェクト開始。詳しくはここ読んで下さい👉「東北から建設業界の常識を変える--ゆうき総業✖モノリスグループ「多能工革命」始動」



このプロジェクトでは、土間工・左官工・塗装工などすでに多能工化しているゆうき総業さんに、さらにパワーアップしていただくのを目的に



コンクリート床研磨仕上げ・コンクリート床ポリッシュ仕上げ・土間の機械化施工の講習でした





これからの時代、土間屋は土間だけやってればいい、左官屋は左官以外やらない、塗装屋や塗装だけ、という時代ではなくなる



そうなんですね



すでに、実際にそうなってきている、今回なぜ東北のゆうき総業と協業するのか、答えがそこにあるんだけどね



答えがそこに…..



そう、東北地方の土間屋不足、さらに北海道には土間屋がいない、深刻な人手不足だ



たしか、もともと土間は左官屋さんの仕事だったと



そうだよ、それを高度経済成長期に仕事がいっぱいあるからと、どんどん捨てていったのは左官屋だけどね



そのツケが回ってきたというか….



そうなんですか



だから今、原点回帰だよ、左官屋が捨てた仕事を拾い集めていく感じ、オレは面白いと感じてる笑



捨てた仕事を拾い集めていくって、既存の左官屋さんの常識というか、プライドを破壊するような…..



知らん



….
左官屋の原点回帰



原点回帰については、以前書いたものを読んでいただければと思います👇





この記事の中、挾土 秀平さんがこう言っています👇
今まで、建築というのは分業化、分業化でやってきた。タイル屋、タイル下地屋、タイル洗い屋、すべてに分業化している。だから、バトンタッチが多くなりすぎて、工程がより複雑になって、誤解が生まれて、ひとつのことで工程がぶつかってけんかばかりしている。おさまるものがおさまらない。これからは複業化の時代だと思います。分業化した人間を雇えば雇うほど、クオリティは下がって、バラついて、ますますダメになる。



分業化というのは、高度成長期には必要なことだったでしょうね、生産性を高めるには



その通り、だからこれからは複業化だ、と言っても会社がそれぞれの専門職人を揃えて何でもできます、やりますというのは、ちょっと違うね



モノリスグループの複業化とは



我々は、多能工を擁した一括施工を受注・管理できる組織で、他との差別化を図っている



もちろん、一括でなくてもやるし、何でも拾えるキャパにね



なるほど、どんな仕事が来ようが、縦横無尽で受注できますよ、ってことですね



そういうこと



左官回話という書籍の中で、こうも書かれています
もともと左官屋が吹付けをやっていたんですよ、ポンプまわして。汚れていやだから、吹付け屋という商売が出てきたの。外部のモルタル塗り、内部のプラスター、土間モルタル、それにブロック積み、吹付け、レンガ、防水、みんな左官仕事だった。ようけ仕事があった。仕事としては離しちゃったんだけど、今思えばほんとは吹付けは離したくなかった。いまは塗装屋さんの仕事になっちゃった。いま左官屋さんが吹付けもっていたら、ものすごく儲かる業種として存続していますよ。 座談会「俺たち左官の70年」より



この通りだよ、昔は良くも悪くも(笑)先輩から教わったり、先輩から技を盗んだりして、職人は現場で仕込まれ、現場で育っていった



建設の仕事ってさぁ、次へ次へって付随していって仕上る、縦割りじゃないんだよ



昔の左官職人さんは、次の仕事への繋がりを上手く考えてやっていた?



そう、それが分業、分業って縦割りにするから



後の仕事は知らん、前の仕事が悪い、そうやって責任転嫁ばかり上手くなって、クオリティを落としていくことになる



そうですね、確かに分業の単能工ばかりでは



今どきの、***道場とか、***セミナーとかじゃダメなんだよ、模型や仮設で教えて、はいどうぞって送り出したところで、実践で使いモノにならない



よくあるパターンですが、そんなこと教えてもらってないとか、教え方が違うとか….



そうそう、あるあるだよ



会計の仕事をしている私にもあるあるです、本に書いてあることとは違いますが、と詰められました笑



笑



そんなことから、上司や管理職側と折り合いが悪くなるケースが離職に繋がったり



だからって安易にまた育成を外部に委託して、負のスパイラルから抜け出せず、コストばかり掛かることになったり



むしろ今の時代、日本を代表するような企業にも見られるように、育成を他人任せにしないことだと思う



そうなんですね



最初から、一緒に仕事する人間とのコミュニ―ケーションを図りながら、模型や仮設で練習し、実践もやりながら+αが身についていく



実践で育成、「習うより慣れろ」ですね



そう、だから外部任せの道場やセミナーだけじゃダメなんだよ



なるほど、育成には一緒に仕事する人間と、一緒に仕事する実践の場が必須なんですね



だから協業するんだよ、もちろん方向性が同じかどうか見極めるけれど



協業って、ただ応援のためとか、営業エリアを広げるとか、だけじゃない



そうだね



でも、実践の場で育成するって、現場が迷惑しませんか、現場からNG出ませんか



そのために、職長がいて、職長も実践の場でそういう経験をして良い管理職に育つんだ



なるほど



もちろん、現場の所長や監督も….人間を育てることができていたけど、今は派遣の監督ばかりで、すぐ辞めるし(笑)



そうみたいですね、では今どきは現場で「習うより慣れろ」は難しいのでは



難しいから、成長するんだと思うよ



だから、他のクソみたいな、おっと失礼、他のフツーの会社とうちは差別化できるわけ



は、はい



笑
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モノリスグループには、モノリスの仲松部長、川村工業の川村 篤社長という優秀なハイパフォーマーがいますからね



山形での多能工育成セミナー終えた数日後には、世界フロア発展サミットに出席でしたよ👇なんと忙しい





インターナショナルになっちゃって笑



仲松部長に聞いてみましょう、サミット会場はどうでした?



ミスターNAKAMATSU~って、外国の人たちから呼ばれちゃって、汗かきかき



あ、向こうにミスターKAWAMURAがいますよ!って言って逃げようとしたけど笑



笑良い経験でしたね



篤社長はどうでしたか?



オレ、ミスターKAWAMURA~って追いかけられて、会場の熱気で熱中症寸前だったよ



あらま



参考までに、川村工業さんの「社長の独り言」も載せちゃいますね👇


北海道には土間屋がいない



ゆうき総業さん、ホームページにもありますが、多能工化をすでに打ち出していますよね



そうだね



土間屋さんって、左官屋さんと違い季節や天候に左右されることが多いから



そう、だから、土間屋だけでは北海道でやっていけないだろう



これも参考までに、以前に書いたコラムを載せます👇





今回、ゆうき総業は、北海道エリアの人手不足・土間屋不足の解消を課題に



確かに、冬場仕事できない北海道では、土間屋を生業にはできませんから



そう、だから東北エリアと北海道エリアを統括して、多能工化による一括管理で穴を埋めていく、そこに我々モノリスグループと協業するメリットがある、お互いのシナジー効果だね



そうですね



多能工化した先に、経験豊富な現場を熟知した職人たち=ハイパフォーマーたちが、単価交渉のテーブルにつく時代をつくれば



ゆうき社長が目指す、売上100億企業・社員1000人企業へと続きますね





ゆうき総業は現在社員数45名、それも外国人はいない、日本人だけ



今どき….日本人だけで、すごい



ということは、外国人採用をすれば、すぐにでも社員150人企業になれる



今すぐでも発揮できる、それだけのポテンシャルを秘めているということですね



まさに、明日からスリランカへ、モノリスグループと人材発掘へ行く



それは楽しみですね!
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